【Direct Folders】お気に入りFolderへ一発! 2/3
詳細な設定:
Infoメニュー→ Commands(設定)→ Configure(環境設定)...
Organize Favorites:
区切りや各フォルダーをマウスで掴み、ドラッグで並び順を編集できます。
Add:
Folder… 新規お気に入りフォルダーを追加
File… よく使うドキュメントを直で開く パス指定なので、ターゲットドキュメントは編集しても問題ない筈
Separator… 区切りを挿入
Submenu… グループを作る ※Proのみ
Delete:
Selected Item… 左で選択したお気に入りを削除
———————————-
Enter Caption… 登録名(日本語OK)
Target(Click)… 登録するフルパスを入力
登録フォルダをShift + 右クリック→パスをコピー。前後のダブルコーテーションは削除
Altanative Target(Shift + Click)… 代替ディレクトリ(サブ)。ひとつのお気に入りに、裏設定を与えられます。
Folder Icon… 種別にアイコンを設定
Options:
Activation(呼び出し):
Info非表示でも、キー操作・マウスクリックでDFを呼び出し可能に。デスクトップからも呼び出し可能になります。
メニューやエクスプローラーの出現位置(座標)は、概ねマウスカーソルの位置。現在開いた位置に近すぎると、エクスプローラーを上書きする事があります。
Favorites・Recent: キーショートカットの設定。Win7では使えていますが、私のWin10環境ではキーは利きません。マウスアクションActivate by Mouseで運用しています。
ClickSwitch: 「開く...」の時ウインドウをクリックすると、既に開かれているエクスプローラーの場所にDFが移動します(公式)。…と記載がありますが動かないし、この意味で正しいのだとするとProの機能なのでは。
Load at Windows startup: Windows起動時にDFを自動でロード。上手く動作しない場合、DFショートカットを手動でシステムに入れて下さい。
C:Users¥[ユーザー名]¥AppData¥Roaming¥Microsoft¥Windows¥StartMenu¥Programs¥Startup
※AppDataへ入るには、Windowsフォルダオプションにて「隠しファイルを表示」にする必要があります
Display(表示数):
Recent items number: 履歴表示数の上限(Global)
Application specific: 履歴表示数の上限(Appication)
Recent items length(chars): 表示する履歴フルパスの字数上限(後ろ優先、中間を省略)
Show Info Panel: Infoを再表示
Free space on network drives: ネットワークドライブの空き容量を数値で表示? ※Proのみ
icon in the system tray: ? システムと同じアイコン表示…という意味に取れますが。
File Dialog(ダイアログの制御):
通常OSがコントロールする「開く・保存」ウインドウのサイズ、アイコンサイズ、ソートをDF側で制御。
Resize to:ピクセルサイズ入力 Set...プレビュー→ OK(確定)
Set view: フォルダーアイコンの表示設定
Default… OSに順ずる
Sorting: 項目のソート(昇順・降順)
Default… OSに順ずる Ascending=昇順 Descending=降順
Misc:
その他ウインドウにまつわる操作。
Open folder in:
「開く..」「保存..」DialogにDirectory Opus、Total Commanderなどを使用する(海外ではメジャーなウインドウアクションツールらしいです)
OSデフォルトに準ずる、エクスプローラー固定、カスタムなど選べます。
Handle light click on Close and Maximize buttons:「閉じる」「最大化」ボタンを右クリックでコントロール。
(ONにすると)
「閉じる」:ウインドウを一番手前にします
「最大化」:ウインドウをタイトルバーに移動
Unload: Direct Foldersを一時停止
Applications(Pro ONLY):
Proを持っている人が身近にいないため、想像になりますが…
「デフォルトで開く場所」「アイコン表示・ソート」などをアプリケーション単位で設定・制御 ※Proのみ
※(2020.6.30追記)この設定、Adobeソフトとは相性が良くない様です。Proでなくとも影響するらしく、また知らずに入ってしまう事が多いので、マメにチェックして全てRemoveして下さい。
※(2020.6.30追記)AdobeESTKスクリプト等でchoose folder画面を出すと、ネットワークを探す時に他アイムアウトでdfが応答不能になる事が多いです
さて、最後3/3は不満点など。
【Windows】Illustrator・InDesignをバージョン別に開く(DTPOA)
DTP Advent Calender 2019の7日目の記事です。
下位互換しているようで微妙にしてない、Illustratorの正確なバージョン情報はできる限り知っていたいもの。
そしてAdobe Bridgeメタ情報で見られるIllustratorバージョン情報が、「保存バージョン」ではなく「最後に開いたIllustrator自体のバージョン」である事は、一部のマニアックな人々にのみ知られた話。
Mac版には、これ以上はない超優良ツール
が存在しますが、Windows版はなかなかない。バージョン情報だけなら
古くは
-
いーぴーせれくと・いられせれくと(とろ庵)
がありますが、ご覧の通り更新状況が捗々しくない。
InDesignだけなら
-
open_the_indd(CS5)
が存在しますが、知りたいのは主にイラレなのよね。ということで、私は普段主に
-
DTPOA(InDesignerの悪あがき 様)
に頼っています。
XMP情報をダイレクトに表示するだけなので、他ツールの様にAdobe側のアップデートによる改定不用なのが利点。まだしばらくはv0.1.1のまま大丈夫だと思います。
使い方:
v0.1.1.ダウンロード(zip)InDesignerの悪あがき
まずコントロールパネルで、.NET Framework(v4.0以上必須)を確認する
※まさかと思いますが無い(古い)場合、ダウンロードページ(bitを間違えないで下さい)
それが終わったら、
-
Cドライブ:Program Files→ Adobe→ Adobe Illustrator xx→ Adobe Illustrator(本体のショートカット)
shift押しながら右クリック→ 「パスとしてコピー」 -
DTPOAを解凍後好きな場所に置き、起動(ダブルクリック)
- Setting→ まずIllustratorタブを選択、ウインドウの中身を全てDelete→
新規に登録アプリ名(バージョン)を入力、改行→
コピーしたパスをペースト。不要な両端のダブルコーテーションは削除
- 「Save」押して、Settingを終了
※「送るメニューに追加」「Send To表示」は、右クリックメニューに入れたい場合に押す、の筈(ですが、ここに全バージョン見えるとそれはそれで鬱陶しい気が。手動でもできますし)←ググって下さい - InDesignタブも、同様に繰り返す
※Photoshopは、私の環境では上手く動きませんでした -
バージョン別・OS別に作成保存した*.inddを用意
※関連付け設定に使います -
6で用意したドキュメントを、DTPOA本体にドロップ
-
DTPOAが起動し、開くバージョンを訊いてきます
- InDesignは左下「自動起動項目に追加」をチェックし、ドキュメントを作成したバージョン名をダブルクリックして開く。
※バージョンを間違えないよう、くれぐれも気を付けて下さい!
※Illustratorでは、左下の自動起動をチェックしないで下さい!
関連付けを間違えた場合、DTPOAを削除し再インストールしてやり直して下さい。
実行したバージョンは、次回からそれぞれのバージョンで開くようになります。未登録のバージョンがあると、上の画面が開いて尋ねてきます。
拡張子の関連付けをDTPOAに変更しても問題ありませんが…アイコンが全てアレになります。
Windows 10になってから、アプリ全般に拡張子の関連付けが上手く動作しない不具合がたまにあるので、迂闊にやるのはお勧めしません。
- *.indl、*.indbは未対応
- Illustratorのバージョン表示は、左:保存(互換)バージョン 右:最後に開いて保存をかけたアプリバージョン
- レガシーCC(v17〜v23)の保存バージョンは、常に17.0になります。
- 途中経由したバージョン・OSを全て調べるには、ExifToolをインストールしXMP情報を見る必要があります。
- その他、ちょっとした注意(ものかの)
ExifTool.exeのDTP活用(Illustratorバージョン情報)
DTP Advent Calender 2019の7日目の記事です。
Illustratorドキュメントの正確なバージョン情報を見つけ出そうシリーズ。
ExifToolは、様々なドキュメントのXMP情報を取得・操作するコマンドラインツールです。
性質上カメラマンによく知られており、GUI(Win)版もありますが、そちらは主に書き換えに特化したツールの様。
PostScriptタグ(EPS)PDFタグ(AI)
参考:
ExifToolでIllustratorファイルのバージョンを調べる方法(ものかの)
Illustratorファイルのバージョン情報を整理してみる(ものかの)
これね、調べてもメタ情報の書き換えとか日付管理ばかり出てきて、DTP業務向けの情報って滅多に見つからないの。MacかUnixマンばかりでWinの使い方は滅多に見ない。
基本Perlを利用するコマンドラインツールなため、Windowsでは恐らくPerl環境を構築しないと、コマンドラインからの実行ができません(多分)。なので誰にでも出来る方法として、解凍されるスタンドアロン版を複製・リネームして、欲しい情報を抽出します。
※Adobe Bridgeメタ情報で見れるのは「最後に開いたアプリバージョン」(保存バージョンではない)
※Illustrator v10以前は非対応な部分がある
この辺はとにかく前出、ものかのさんリンクを参照下さい。
※exe実行時、アンチウイルスソフトに引っ掛かる事がある
Windows Executable:exiftoolをダウンロード。
解凍後、好きな場所に置く。exiftool.exeを複製し、リネーム
exiftool(-k).exeにイラレドキュメントをドロップするとコマンドプロンプトが開き、全てのXMP情報を表示します。
ちょっと目当てのコマンドを探しづらい。ので、より可視化できる(-k -a -u -g1 -w txt).exeの使い方。
(-k -a -u -g1 -w txt)は上記XMP情報を、オリジナルと同じディレクトリに*.txtで出力します。
- リネームしたexiftool(-k -a -u -g1 -w txt).exeに、Illustratorドキュメントをドロップ。
- コマンドプロンプトが開き、RETURNキーを要求されます(return)。
- 元ドキュメントと同じ階層に*.txtができます。
- 正規表現でハイライトカラーを設定できるテキストエディタで開きます。筆者は秀丸エディタを使います。
- ユーザー定義→ (新規)追加...
- プロパティで正規表現、ハイライト設定を作って追加していく。
全て設定できたら、保存しておきましょう。
- 見たいポイントだけをカラー表示できます
(日本語は部分的に文字化け)
見に行くタグの違いで、epsとAIで表示される内容は微妙に違います。
(12.11追記)
以下は、以前流星光輝さんが個人的に書いて下さったvbsドロップレットです。
手順は、1)以下のコードをShift-JISテキスト保存 2)拡張子をvbsに 3)exiftool.exe本体をshift + 右クリック「パスをコピー」 4)コード内[exiftool.exeのフルパス]に差し替える
5)ai or EPSをドロップして待つ
各種コマンドはものかのさんリンクのラストにあります。(冒頭のexiftool を抜く)
- 例はHistorySoftwareAgent(ドキュメントが通ってきたAIアプリバージョン)
- パス前後のブラケット[ ]は不要
- コピーしてきた両端のダブルコーテーションは不要
- フルパスとコマンドは半角スペースで区切る
- コマンドの後ろとダブルコーテーション(閉じ)の間は半角スペースが必要
- ここで得られるEPSのCreatorは、恐らく2番目のみ
- ai・epsは、フルパスにスペースを含まない場所に置いて下さい(vbsの仕様上)
- PCのユーザー名にスペースがある場合、多分記述に少し工夫が必要
'-----------------以下プログラム----------------------
Set FSO=CreateObject("Scripting.FileSystemObject")
Set args = WScript.Arguments
For Each pt In args
If fso.FolderExists(pt) Then If fso.FolderExists(pt) Then
'フォルダが投げ込まれた場合
msgbox "フォルダドロップには対応していません"
elseIf fso.FileExists(pt) Then
'ファイルが投げ込まれた場合
msgbox CMDcommandResultGet("[exiftool.exeのフルパス] -T -HistorySoftwareAgent " & pt)
else
'それ以外
'ファイルパスが無効です。
End if
Next
Function CMDcommandResultGet(strCommand)
Dim WshShell
Dim oExec
Set WshShell = CreateObject("WScript.Shell")
Set oExec = WshShell.Exec("%ComSpec% /c " & strCommand) 'Exec メソッド
If Not oExec.StdOut.AtEndOfStream Then 'StdOut プロパティ'AtEndOfStream プロパティ
CMDcommandResultGet = oExec.StdOut.ReadAll 'ReadAll メソッド
Exit Function
End If
If Not oExec.stderr.AtEndOfStream Then 'stderr プロパティ'AtEndOfStream プロパティ
CMDcommandResultGet = oExec.stderr.ReadAll 'ReadAll メソッド
Exit Function
End If
End Function
'------------------ここまで---------------------
Win7、Win10で動作確認済み。
に、2年も寝かしてごめんなさい流星号()
※コード参照
尚Mac版の方は、ExifToolをインストール後ものかのさんのリンクを頼りに、ターミナルに目的のコマンドを入力、末尾に半角スペース、その後ドキュメントをターミナルウインドウにドロップしてreturn実行して下さい。(雑な説明)
AI8_CreatorVersionが見られるように、ExifTool本体の書き換えも忘れずに。
メモ(スティッキーズ)にコマンドを貼り付けておくと便利。
これらXMP情報は、Adobe側の仕様変更により今後も変わる可能性があります。
…どなたかが暫く前に「今後はバイナリでなければ正確な情報を得られないのかも」とtweetで呟いていた様な、気がしないでもないんですが、正確に覚えていません(ダメじゃん)←
他「上書き保存では更新されない部分」など細かな注意事項は、こちらのものかのさんリンクを参照(こればっか)。
別ページDTPOAの項も、併せてご覧下さい。
epsではCreatorが二度出てきますが、ものかのさんによるとPostScriptのCreatorには2種類(1、2と)が存在するそう。
またデフォルトでは、新規作成したバージョン=AI8_CreatorVersionを見ることができません。Mac版はexiftool本体を書き換えてこれを表示させる事が可能になりますが、Winでは現状、History Software Agentを見るしかないようです。
しかしこの来歴、結構情報が消失します(とほほ)。
因みにGlee Aiに拡張子を関連付けすると、イラレは全て下記メッセージから開くようになります。(Mac ONLY)
・・・・要するに、
ものかのさん最高!!
って話なんですけどね
最後に、
フルパスやコンピュータユーザー名にスペースを突っ込む輩は、死に絶えろ()
普段のお仕事について。
新聞が主力の都内中規模印刷会社で、DTP組版オペ及び顧客サポートを20年強やっております。
速い安い上手い(超死語)が売りな媒体の性質上、あまり凝ったデザイン物や厳密な色補正などはありません。
画像補正部隊はMac miniですが、組版は殆どWindows。全社的にAdobeは少数派で、メインはNECネクサの販売する「SUPER DEGITORIAL(旧EDIAN Wing)」です。
らーでさん自身は、7-8年程EDICOLORをメインに使っておりました。
デザイナーはMac派が多いけれど、うちの様な中規模印刷所では顧客の大多数が一般の方なため、また組版の後工程はWinソフトウェアが割と多い様で、その為社内システムもWindowsが多数派な印象です。
主な制作環境:
- Mac Pro 2008(10.10 &10.12 Adobe CS3〜CS5・CS6)
これが事実上自分のメインマシン。呆れるほど頑丈()あとは席の空いた隙を見て、素早く共有WinPCを渡り歩きます。 - Nehalem i5/i7(Win7/32bit CS5.5 CS6 CC2018〜CC2019)
- Haswell Refresh i7(Win10 CC2017〜CC2020)
Haswellは顧客データ処理チームのメイン機な為、あまり使えません。水曜更新の度によくOSがぶっ壊れます(恐らくネットワークが遅いせい)。Nehalem i7は息も絶え絶えで、最近CCが起動できません。←
クリスマスプレゼントは部署宛に最新のPCがいいです、よろしく()
新聞組版ですが、
こんな連続で、タブロイド(約A3)・大判(約A2L)いっぱいに埋まります。とにかく文字が多い、規則性はあまりなく、変更に対応しやすい様フレーム数を多くせざるを得ない。お客様の要求は多い。
お客様には一般事務員さんも多く、過半数が超級素人さん。皆さん事務仕事や本業の対応に追われ、DTPの勉強まで手が回らない(?)ため、原稿からデータ入校まで殆どの専門的サポートを、たまには組版までお世話するのが業務内容になります。
ご挨拶(開設によせて)
ブログなんてxx年振りだぁ・・・・
何事も長続きしない性分で、何ヶ月続くことやら。
色々テストも兼ねまして、ご挨拶記事をアップ致します。たかがはてブなのに、運用がよくわからぬ。←
プロフィール画像は、うちの初代ペットのchoco。(プレーリードッグ♀ 2002-2009.12)そう、二代目がmarineです。でした。
ご職業は印刷所のDTP組版オペ。主にInDesignと、嘗てはEDICOLORが得意でした。誰も知らんて。
今時新聞組版なんて希少なジャンルをメインにやっており、そんなTipsを探し流されてくる方がいたらなーと思います。
タマニ、チョトダケ、ワタシ、イラレ ト ホトショ モ、デキル。
永遠に初級レベルで秀丸マクロやInDesign JavaScriptを、えっちらおっちら書いてみています。
初級だからね、期待しちゃいけないよ。笑ってもいけないよ。泣くぞ。
「らーで閣下」とは、当初「choco→ チョコラーデ(@yamo74命名)→ らーで」から徐々に、閣下だの肉だのアブラだのショルダーだの肩だの肩だの肩だの()周囲から散々改変されーので現在に至り。あまり意味はありません、深く追求しないで下さい。
トシはそれなりに食っていますが、真面目に取り組み始めたのが2010年頃、そも業界入り自体が中年期なので、さほど熟練とは申し難く。あんまり突っ込んだら泣くからな。←
久々重い腰を上げたのは、Windows用超々お便利ツールDirect Foldersの導入にあたり、詳細な日本語使い方ページが見つからない事を嘆き、「…なら、自分がやったろかい!」と(珍しく)奮起したのが数ヶ月前()。更に魔が差し、DTP Advent Calendar 2019にうっかり登録してしてしまった故に。よります。
何故12/7を押した、私。宿題を最終日にやる子は健在。どうしよう。不安だ。
しかも年齢と共に日本語自体怪しくなってるのに、世界に大公開なんぞして大丈夫か。そして「集え新聞組版民」と言い放ったはいいが、このアホっぷりをお客様に見つかってもいいのか。(インテリぶってるのに)←
何にせよ、乞うご期待(ぇ 文章を短くしろ、私。