主にInDesignによる新聞組版Tips中心です。Mac使いですが業務はWin多め。Win DTP Tipsを増やしたい

【InDesign】左右向き二等辺三角形を一発で作る

新聞向き小ネタ。

f:id:chocomarine:20220308142424j:plain
縦見出しの背面に地紋を置く

こういう表現って、新聞ではよくありました。※最近は減りました

これ、基本機能だけでは手順が
三角形作成→ (反)時計回り 2ステップあるのと、最初の一発で適正サイズに決められないのがもどかしく。回転させると縦横の概念逆転しちゃうしね。

なので、一発小ネタスクリプトにしました。というか最初に小難しい手順で考えていたのを、Uske_Sさんten_Aさんが「簡単に解釈したらいいんだよ」と教えてくれました ←アホね


f:id:chocomarine:20220308143647j:plain
作りたいサイズの矩形を新規作成
任意サイズの新規矩形を作り、選択しておいて下さい。

//DESCRIPTION:選択した矩形サイズで【左右向き】二等辺三角形を作成
// 任意サイズの新規矩形を作り、選択しておいて下さい。

var myDoc = app.activeDocument;
var mySel = myDoc.selection[0];
app.doScript (Main, ScriptLanguage.JAVASCRIPT, null, UndoModes.FAST_ENTIRE_SCRIPT);
function Main()
{
    var  myPath = mySel.paths[0];
    // 左向き
    var  pathA = (mySel.geometricBounds[2] - mySel.geometricBounds[0]) /2;
    myPath.pathPoints[1].remove();
    myPath.pathPoints[0].anchor = [myPath.pathPoints[0].anchor[0], myPath.pathPoints[1].anchor[1] - pathA];
    /* 右向き
    var  pathA = (mySel.geometricBounds[2] - mySel.geometricBounds[0]) /2; // y2-y1 /2
    myPath.pathPoints[3].remove();
    myPath.pathPoints[2].anchor = [myPath.pathPoints[2].anchor[0], myPath.pathPoints[2].anchor[1] - pathA];
    */
}

あ、エラー処理入れてないね(まあいいか)

これ、最後の

myPath.pathPoints[].anchor = ~~~

の行がなければ二等辺三角形を作れるわけですが そこはまあ、各自別個に作って下さい(面倒)←